2023年11⽉、渋谷区神宮前2丁目に、トニセンプロデュースの喫茶店「喫茶⼆⼗世紀(きっさにじゅっせいき)」が新規オープンしました!トニセンとは”20th Century(坂本昌行・長野博・井ノ原快彦)”の愛称で、三人がデザインやメニュー開発に至るまで約2年かけてつくりあげた喫茶店とあり、注目を集めています。

  • 喫茶二十世紀
    入口外観

期間限定のコラボカフェとは違い、“ずっと在り続ける喫茶店”がコンセプトのお店は、外苑前駅から徒歩8分ほどの場所、青山キラー通り(外苑西通り)の神宮三丁目交差点から原宿署方面に入った通り沿いにあります。お店の外入口にあるシェードランプ型の看板が目印で、そこから地下店舗へと続く通路に入ります。話題の喫茶店とあって現在は、完全入店予約制、80分の時間制限ありの営業。お店のHPから、日付と時間を事前に予約しておく必要があります。平日や天候次第で比較的予約が取りやすい日時もあるので、予約サイトをちょこちょこチェックしておくといいかもしれません。

  • 喫茶二十世紀
    お食事メニュー

予約が完了すると「予約入店時間の15分前にお越しください」とメールで案内がくるので、15分前にお店の前に並びます。席に案内される前に、店員さんがその場でメニューを配り最初の注文を取るスタイル。メニューには、ナポリタンやたまごサンド、喫茶二十世紀オリジナルのブレンドコーヒー、プリンやクリームソーダなど、喫茶店ならではのこだわりの詰まったメニューがずらり!全ておいしそうであれこれ注文したくなりますが、席に着いてからも追加オーダーは可能なので、とりあえず最初に食べておきたいものを注文します。

  • 喫茶二十世紀
    店内に入るまでに様々なインテリアが飾られています

地下の店舗まで続く豪華なレッドカーペットを通り、そこかしこに配置されているお店自慢のインテリアを楽しみつつ指定の席に案内されます。カウンター7席、テーブル席が20席、外にはテラス席も見えます。クラシカルな雰囲気漂う店内は明るすぎず暗すぎず、喫茶店らしく温かみのある照明が印象的。昭和時代の色気のあるデザインをリスペクトしたつくりに仕上げたそうで、喫茶店ならではの居心地がよい空間が広がっています。カウンターのペンダントライトや上質な素材のインテリア、心地よい音響も流れていて一見すると高級感漂う普通の喫茶店ですが、20th Centuryがプロデュースしたとあって、見渡せばトニセンにゆかりのある品々が所々に飾られています。奥のお風呂付きトイレや、廊下にあるステンドグラスの仕掛けなどは必見!それ以外にもかわいい発見がちらほらあり、来る人を飽きさせない造りがさすがです。

  • 喫茶二十世紀
    奥のトイレ

【メロンクリームソーダ】

  • 喫茶二十世紀
    メロンクリームソーダ

喫茶店の定番ドリンク、メロンクリームソーダ。清涼感のあるグリーンカラーと、ノスタルジックな見た目がとてもきれいで、見ているだけでも癒されます。バニラビーンズの濃厚な香りが漂う、本格的なバニラアイスがおいしい!アイスが溶け込んだひんやりとしたメロンソーダはクリーミーで、優しい味わいです。喫茶二十世紀の旗とコースターは持ち帰り可能。
【プリン×プリン】

  • 喫茶二十世紀
    プリン×プリン

揺らして動画を撮る人続出!人気のデザートメニュー。プルプルしすぎてすぐ位置がズレるため、良い状態を保ちつつ運ぶのが大変そうなほどプルプルです。とろけるというよりは、とっても柔らかい食感で、たっぷりかかったカラメルが香ばしくプリンのおいしさを際立たせます。サイズは大きめなので、プリン一つでもボリュームがありました。流行の最新のスイーツもいいれど、やっぱり落ち着くのは昔から馴染みのある定番もの。他のメニューも制覇してみたくなりました。

喫茶二十世紀
プリン×プリン
メロンクリームソーダ

人気店のため現在は、流れをスムーズにするため予約必須・予約時クレジットカード必須・時間制限有・ワンオーダー制など、色々と縛りがあります。しかし注文メニューは待たされることなくスムーズに運ばれてきますし、食事を終えたあとも席を立たずにテーブルで会計を済ませることができるため、予約さえ済ませれば喫茶店を十分に堪能できます。コーヒーやクリームソーダのドリンクをオーダーして、ゆったりと過ごすのもよし、推し活しながら喫茶文化を味わうのもよし。「喫茶⼆⼗世紀(きっさにじゅっせいき)」こだわりのBGMや、雰囲気あふれるインテリアを眺めながら、すてきな時間を過ごしてみてくださいね。

喫茶二十世紀

東京都渋谷区神宮前二丁目6-10 パークレーン
喫茶二十世紀

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